インフルエンザと風邪の違いを教えてください。
Drサナカの回答!
インフルエンザと“かぜ”(普通感冒)の違い
- インフルエンザと“かぜ”(普通感冒)とは、原因となるウイルスの種類が異なります。
- 通常の“かぜ”(普通感冒)はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急に38~40度の高熱がでるのが特徴です。
- さらに、インフルエンザは、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状も強く、これらの激しい症状は通常5日間ほど続きます。
- インフルエンザは、気管支炎や肺炎を併発しやすく、重症化すると脳炎や心不全を起こすことがあります。
- インフルエンザは、体力のない高齢者や乳幼児などは命にかかわることがあります。
- A型インフルエンザは、突然変異しやすく大流行を起こすことが少なくありません。
- B型インフルエンザは遺伝子的にA型より安定していて変異しにくく、一度かかると免疫が長期続きます。
- C型インフルエンザもあります。しかし、この場合は一般に言うインフルエンザには含めないことが多く、小児期に発症しやすくほぼ終生免疫が続きます。
- 症状による差でどちらかを見極めるのは案外難しいことが多いようですので、鼻汁を採取しての迅速診断を受けたほうがよいと思います。私たちのメディカルプラザ篠崎駅西口で検査できますので、気軽においでください。